今までは友達だと思っていた人のことを好きになってしまった…
好きになった相手が同性ということで、自分自身の感情に対して悩んでしまう人も多いはずです。
同性を好きになった人が周りにいないからこそ、どうしたらいいのか分からない人もたくさんいます。
そこで、今回は同性を好きになったあなたが取るべき行動を紹介します。
もしも同性を好きになってしまったけれど、いざどういう行動をすべきなのか分からないという人は、是非参考にしてみてください。
まずは自分の気持ちを確かめよう
いざ同性のことを好きになったといっても、自分自身の気持ちが本当にそう人のことを好きなのか、確かめる必要があります。
同性のことを好きかもしれないという人は、本当に恋愛対象として好きなのか、友達として好きなのか、気持ちがぐちゃぐちゃになってしまっているという場合もあるのです。
自分がどちらの気持ちの意味で「好き」なのかを改めて確かめることによって、次のステップに踏み込むべきか、そうではないのか判断することができます。
同性同士の恋愛というのは、異性同士の恋愛に比べると周囲からの目なども関係して、大変なことが多いです。
思い切って踏み込むためには、自分の気持ちと改めて向き合うことが必要なのです。
果たして、同性のことを恋愛的な意味で「好き」という場合、どういった思いが湧き上がってくるのでしょうか。
相手のことを独占したいという気持ちがあるか
まず最初に挙げられることとしては、相手を独占したいと感じるかそうではないのか、という点です。
恋愛的に好きなのであれば、相手を独占したいという気持ちが出てくるはずです。
相手への「好き」という気持ちが恋愛なのか友情なのかを判断する手っ取り早い確認方法が、相手を独り占めしたいと思うのかどうかと考える人も多いです。
相手との将来を考える
続いて挙げられるものとしては、相手との将来が思い浮かべられるかどうか、という点です。
同性カップルのほとんどは、慎重に考えて付き合うというカップルが多いです。
将来二人で一緒にいられるかどうかを想像できるのか、想像できないのかによって、自分が抱いている感情が恋愛的な感情なのか、友達としての感情なのかを判断するという人もたくさんいます。
同性を好きになって気持ちが不安定に…どうするべき?
同性のことを好きになったものの、日本ではまだまだ同性カップルは偏見で見られることが多くなっています。
そのため、恋愛相談をしたいけれど周囲の友人にすることもできず、気持ちが不安定になってしまうという人もたくさんいます。
もしもそういう状況になってしまった場合、世間の同性カップルや同性のことを好きな人はどうしているのでしょうか。
今回は
・相談窓口を利用する
・SNSで同じ境遇の人と話してみる
上記の2点について詳しく紹介します。
相談窓口を利用する
まず一つ目におすすめする方法としては、相談窓口を利用することです。
この相談窓口は、全国各地に設置されていて、電話相談やLINE相談、対面相談が可能となっています。
LGBTQ相談先リストには全国各地の相談窓口の以下の情報が記載されています。
- 受付日時
- 電話番号
- 団体名称
- ホームページ
この相談窓口は、恋愛相談というよりは、セクシャリティの悩みや、生きづらさを相談する人が多いようです。
相談窓口によっては、友人との関係性の悩み、パートナーとの悩みを受け付けてくれる窓口もあります。
場所によっては要予約の窓口もあるので、注意が必要です。
SNSなどで同じ境遇の人と話してみる
二つ目におすすめする方法は、SNSを利用して同じ境遇の人と話す、ということです。
なかなか周囲に自分と同じように同性に想いを寄せているという人がいないことが多いです。
だからといって、悩みをずっと抱え込んだままにしていると、気持ちも不安定になってしまいますし、マイナスに考えてしまうということに繋がってしまいます。
最近はSNSを利用している人がほとんどなので、レズビアン友達だったり、同性に想いを寄せる人と知り合いやすくなっています。
- レズビアンやバイセクシャル向けアプリ
などを利用して、全国各地の同じ境遇の人と話して、気持ちを整理する人が多いようです。
レズビアンやバイセクシャル向けアプリも基本的には無料ですし、TwitterやInstagramも当然無料で利用できるアプリです。
もしもSNSで同じ境遇の人と話したことが無いという人は、是非一度視野を広げるためにも利用してみてはいかがでしょうか。
本当に好きならこれをやるべき!
自分の気持ちが恋愛対象として「好き」と気づいたのであれば、あとはやるべきことをして相手に自分の気持ちを伝えるのみです。
自分の気持ちを伝えるまでに、相手との距離感を縮めたり、自分の気持ちをアプローチしたりと、やるべきことはたくさんありますが、優先してやらなければいけないことを紹介します。
優先してやらなければいけないことというと
- 自分磨きをして自分に自信をつけること
- これから自分がどうすべきかを考えること
上記の2つとなります。
具体的にどのようなことなのかを、以下で紹介していきます。
自分磨きをして自分に自信をつける
まず、優先してやらなければいけないことの一つ目として、自分磨きをして自分に自信をつけることが挙げられます。
女性というのは、見た目はもちろんですが、内面を重視する人も多くいます。
自分磨きと聞くと、外見を更に磨き上げなければいけない、と考える人もいるかもしれませんが、人によっては趣味などを広げることで、視野を広げることに繋がると考える人もいます。
同性同士の恋愛は、人に寄り添えて話のネタが豊富な人ほど人気の印象があります。
話のネタが豊富でなければ、会話も続けられませんし、お互いのことを更に掘り下げて知っていくことができません。
そうならないためにも、人の話をしっかり聞けるようになったり、周囲に目を向けられるようになったり、趣味に没頭して自分の好きなものを突き詰めてみたりといった自分磨きの方法も大切です。
これからどうするかを考える
優先してやらなければいけない二つ目のことは、これからどうするべきかを考えるということです。
同性同士の恋愛となると、経済的な面での自立だったり、精神的な面での自立が求められます。
社会的な保証が確立されていないからこそ、しっかりと将来を見据えて生きていかなければいけません。
また、将来的に恋人ができた場合はパートナーシップを結ぶのかどうか、同棲を考えるのかなど考えることが次から次へと出てきてしまいます。
大切な人がいるからこそ、「たられば」で後悔することがないよう、自分がどうしていくのかをしっかりと考える必要があります。
まとめ
さて今回は、同性を好きになってしまった際に、どんなことをすれば良いのかという視点から紹介してきました。
同性同士の恋愛となると、悩みも当然多く、同性同士だからこそなかなか人に相談できないという苦悩も多いはずです。
最近では、相談窓口も多く、SNSでもLGBTQ界隈の人と知り合いやすくなっているなど、昔に比べると少し生きやすい環境になっているのかな、といった印象があります。
いざ同性のことを好きになったといっても、好きだからという理由ですぐに付き合うというよりは、慎重に考えた上でお付き合いする人が多いです。
その理由としては、社会的にいろいろな面で保証が確立されていない、偏見の目で見られてしまうなど、いろいろな理由があります。
人を好きになるということはとても大切なことで、素敵なことではありますが、いざ同性のことを好きになった場合は、しっかり将来を見据えた上でアピールなどをしていくことをお勧めします。