レズビアンバーや、女性限定イベントではよく見かける同性カップルですが、
一体どこでどのように出会ったのか、馴れ初めが気になる!
という人も少なくないですよね。
馴れ初めは気になるけれど、なかなか聞く機会がない・・・
という人も、もしかしたらいるのかもしれません。
素敵な同性カップルが多い世の中で、どのようにしたら素敵なパートナーと出会えるのか知りたい、参考にしたいという人もいるでしょう。
そこで今回は、ビアン当事者から世の中の同性カップルの馴れ初めについて紹介していきます。
同性カップルの出会いの場はどこ?
素敵な同性カップルが世の中には多いですが、最近のレズビアンの出会いはインターネットからの出会いが多いといわれています。
インターネットも普及し、SNSを利用する人が増加した傾向から、従来から存在していた掲示板文化以外にもTwitterやInstagramでの交流も増えてきました。
今までは掲示板で文章のみで交流をすることが多かったレズビアン界隈ですが、SNSは手軽に簡単に利用することができるので、隙間時間にぴったりと感じる人も多いようです。
掲示板で出会ったというカップルの皆さんは、落ち着いた雰囲気を纏っており、文章に惹かれたという人もたくさんいますが。今どきの出会い方のひとつでもあるSNSでは、どういった方法で出会っているのか詳しくお話していきます。
TwitterなどのSNS
SNSがきっかけで出会ったというカップルは、主にTwitterで出会ったカップルが多い印象です。実際にわたしもTwitterから出会ってお付き合いをした経験があります。
TwitterやInstagramでは、ハッシュタグを利用して投稿を行うことが多く、このハッシュタグを利用することによって、不特定多数のたくさんの人に投稿を見てもらうことができます。
#セクマイさんと繋がりたい
#LGBTQさんと繋がりたい
これらのハッシュタグを使って出会いを探しているレズビアンが多いようです。
文章と共に自分の雰囲気の写真を一緒に投稿するので、雰囲気が気になる人に対してリアクションをして、実際にメッセージのやり取りをはじめます。
SNSでは、文字数制限もあるので、いかに興味を持たれるような内容を投稿するかが鍵となってきます。
マッチングアプリでも出会える!
実は最近、レズビアンやバイセクシャル向けのマッチングアプリが開発されていたり、同性を検索できるマッチングアプリも増えてきました。
代表的なマッチングアプリというと
・(PR)ハッピーメール
・(PR)ワクワクメール
・Tinder
・COSY
などが挙げられます。
それ以外にも利用できるマッチングアプリは多数ありますが、これらの4つは利用しているレズビアンが多い印象です。男性も登録しているマッチングアプリとなると、同性同士で出会うことは難しいのではないか?と感じる人もいるかもしれません。
ただ最近では、女性限定のコンテンツがあったり、同性検索機能があったりするので、マッチングアプリで出会ったというレズビアンカップルも多いんですよ。
レズビアンバーや女性限定イベント
最近はレズビアンバーも通常営業するようになったり、女性限定イベントも復活してきました。
マッチングアプリでレズビアンバーや女性限定イベントに一緒に行く同行者を探している、という人も多いです。
メッセージでは良い印象だったけれど、いざ会うとなっても二人だと緊張してしまう…
そんな風に感じる人もいます。
そういった際に、レズビアンバーや女性限定イベントなど、第三者がいる場に一緒に行くことで自然と会話も弾みます。
今まで知らなかった一面を知ることができるので、デートと称してレズビアンバー巡りをしたり、イベントに一緒に参加したというカップルさんも多いです。
オフ会で出会ったというカップルも多数
インターネットを介さない出会いの場としては、オフ会を挙げる人が多いです。
オフ会も最近では今までのように定期的に開催されるようになり、様々な団体が主催しています。
その中でも特に
・AVANCE
・LashikU
この二つはレズビアン界隈の中でも知名度が高い団体で、オフ会初心者の人でも安心して楽しむことができます。
オフ会は、インターネットを介しての出会いと違って、サポートしてくれるスタッフがいるので、自分から積極的に動けないという人にはぴったりです。
実際にオフ会で知り合ってカップル成立したというレズビアンカップルも多いので、出会える実績が積まれていて、安心した出会いを求めている人におすすめです。
意識するきっかけは?
レズビアンの出会いの場は分かっても、一体どういったきっかけから意識するようになったのでしょう。たくさんの出会いがあれば、良い印象を抱いた人もたくさんいるはずです。
そこで今回はパートナーとなる人を意識するきっかけとして多く挙がる
・外見が好みだった
・趣味が合って話していて楽しいと感じた
・ギャップを感じた
上記の3つについて詳しくお話していきます。
外見が好みだった
まず一つ目として、外見が好みで第一印象から意識してしまったということについてです。
SNSやオフ会、レズビアンバーや女性限定イベントにしろ、人と人の第一印象は外見で決まってしまいます。
フェミニン・ボーイッシュ・中性的など様々な外見をしている中で、好みの雰囲気をしている人はどうしても気になってしまいます。
たまたま居合わせただけでも、好みの外見をしている人がいれば、ついつい声を掛けてしまうという人もいるはずです。
そういった第一印象から声を掛け、何度か会ううちに更に惹かれていった…というカップルさんが多いようです。
趣味が合って話していて楽しいと感じた
続いて意識するきっかけとして多いのが、趣味が合って話していて楽しいと感じたということです。
どんな人でも、趣味が合ったり共通の話題があるだけで距離感が縮まり、そこから意識することが多いです。
レズビアンは、コスプレが趣味という人がいたり、二次元が好きという人、カメラが趣味の人など、様々な趣味を持っている人がたくさんいます。
趣味が合う人と一緒にいるのは楽しいから、趣味が合う人はついつい一緒にいることも増えますよね!
たくさんの時間を共有することで、いつの間にか意識するようになり、特別な存在になっていたというパターンが多いようです。
ギャップを感じた
意識するきっかけとしてギャップを感じたから、という理由も多いです。
友達数人といる時は結構賑やかな人な印象だったのに、二人の時は緊張して口数が少なかった
見た目は派手なのに読書や植物園が好き
など、自分の知っている一面と違う面を見せられた時に、ドキッとしてしまったという人がたくさんいます。
ギャップと聞くと自分はあまり持っていないのかもしれないと感じる人も多いですが、自分が気づいていないだけで、ギャップだったというパターンもあります。
特にギャップを感じて意識するようになった相手の人は、それが普通と思って接しているので、自分ではギャップと捉えていることが少なく、知らない間に相手をドキドキさせていた、なんてことが多いように感じます。
同性カップルは遠距離も多め
レズビアンカップルは、SNSや掲示板などネットから知り合うカップルが多く、必然的に遠距離のカップルが多い印象です。
なかなか近距離でレズビアンと知り合う機会も少なく、近くて1~2時間の距離、遠いと移動にかなりの時間を要する距離なんていうこともあります。
また、実体験としても県を跨いだ中距離から遠距離の恋愛が多かったです
もちろん、近い距離に住んでいる人とお付き合いしているというカップルもいますが、なかなかすぐに会える距離にパートナーが住んでいるという人は少ない印象です。
そういったこともあり、お付き合いを慎重に考えている人が多く、遠距離のレズビアンカップルはお別れが早いカップルもいれば、長くお付き合いしているカップルもいるのかもしれません。
さいごに
さて今回は、同性カップルの馴れ初めについてお話してきました。
なかなか他のカップルがどうやって知り合ったのか、どういったところがきっかけで意識するようになったのか、気になるけれど聞けないという人も多かったと思います。
・出会いはSNSやマッチングアプリ、オフ会が多い
・意識するきっかけは外見や話が合うかどうか、ギャップがあるかなど人それぞれ
・同性カップルは意外と遠距離が多い
今回のお話をまとめると上記の通りとなります。
素敵な同性カップルが世の中にはたくさんいて、出会いの機会も最近では増えてきました。
あなたにとっても素敵な出会いがあることを願っています。