最近、同性の友達が何故か気になってしまう…
もしかすると自分はレズビアンなのかも？
そう感じたことがある、という人もたくさんいるでしょう。
人を好きになることはとても素敵なこと。
ただしかし、日本ではまだまだ同性愛に対する偏見が多いこともあって、
女性が気になる・女性のことを好きになる
というのは、あまり良くないことなのかもしれないのでは？と考えてしまう人がいるというのも現実です。
そこで今回は、同性である女性が好きなのかもしれないと思ったあなたに、自分の気持ちを確認する方法を紹介します。
同性が好きなのか自分の気持ちを確認する方法
実際、いきなり
同性である女性のことを好き！
と決定的に考える人はあまりおらず、ほとんどの人が自分の気持ちが分からない…と悩むことがほとんどです。
それは世の中には異性愛者が多く、自分の抱いている感情は間違ったものなのか？と考えてしまうことが多かったり、なかなか相談することができなかったりする環境にいるためです。
特に同性同士となれば、今抱いている感情が恋愛としての感情なのか、それとも特別親しい友達に対しての感情なのかが判断できないという人も多いです。
そこでまずは、自分が同性のことを好きなのかどうかを判断する方法として、6つのパターンに当てはまるかどうかを考えていきましょう。
今回挙げる6つのパターンとしては
・他の友人よりもその人を優先してしまうことが多い
・その人に特別な存在がいるとモヤッとしてしまう
・その人と自分の未来を考えてしまう
・いつの間にかその人のことを目で追っている
・距離感が他の人よりも近い
・もっとその人と触れ合いたいと考えてしまう
上記のパターンとなります。
今、自分の感情が分からないと悩んでいるあなたは是非、自分自身と照らし合わせながらチェックしていきましょう。
他の友人よりも優先してしまう
まず一つ目のパターンとしては、「他の友人よりも気になる相手を優先してしまうことが多い」ということです。
誰かが困っていれば力になりたい、と思うのは普通のことですが、例えばあなた自身が仕事などで忙しく、なかなかプライベートな時間を確保することが難しいとします。
そういった場合であれば、他の友人に対してはLINEやSNSで軽く話を聞く程度が普通でしょう。
ただ気になる相手には電話をするなり直接会って話を聞くなど、時間を多く割きたいと感じるもの。
少なくとも他の友人よりも特別な人だと感じているのであれば、他の友人よりは多く時間を割いて力になってあげたいと考えるはずです。
相手に対して自分の時間を多く使いたい、何か力になりたいと思う場合は、恋愛的に好きである可能性があるといえます。
相手に特別な存在がいたらモヤッとしてしまう
二つ目に挙げられるパターンとしては「気になる相手に特別な存在がいたらモヤッとしてしまう」ことです。
誰でも気になる相手に好きな人だったり恋人ではないけれど大切な存在がいれば、心がモヤモヤしてしまうでしょう。
もしかすると、そのモヤッとした気持ちは嫉妬やヤキモチのような感情なのかもしれません。
嫉妬やヤキモチとは、相手の好意が自分ではなく他の人に対して向いていることに寂しいといった感情を抱く心理状態のことを指します。
少なからずその人があなたの中で一定数以上の特別な存在となっていれば、他の人に対して好意を向けられていることに対してモヤモヤしてしまうのも当然。
もしかするとその気持ちは恋愛対象として見ているからこそ生まれるのかもしれません。
相手と自分の未来を考えてしまう
三つ目に挙げられるパターンとしては「気になる相手と自分の未来を考えてしまう」ということです。
これに関しては、二人の未来を考えるというだけでその相手のことを恋愛対象として見ているといっても過言ではありません。
なぜなら、普通の友人と自分が「一緒に描く未来」を考えることはほとんどありません。
それに比べて特定の人との二人の未来を考えるということは、これから先の関係性に関しても考えているはずです。
二人で同棲をする未来、恋人として一緒にいる未来など、考える未来は様々ですが、どちらにせよこのパターンに当てはまるという人は、思い浮かべている相手のことを恋愛対象として密かに見ているのかもしれません。
いつの間にか相手のことを目で追っている
四つ目に挙げられるパターンは「いつの間にか気になる相手のことを目で追っている」ということです。
気になる相手のことを目で追うのは、その人のことをより深く知りたいからといわれています。
その人の人間性や価値観を知りたいと思っていたり、それ以外にも会話のきっかけを探そうと目で追っていることもあります。
どちらにせよ、その相手のことを目で追うということは、あなたにとって気になる存在であり、距離を縮めたいと感じる相手であるといえるでしょう。
距離感が他の人よりも近い
五つ目に挙げられるパターンとしては「距離感が他の人よりも近い」ということです。
他の人よりも距離感が近いのは、その人に対して強い興味・関心を抱いていたり、好意を寄せているからという人が多いです。
女性同士でもそこまで距離感が近いということもなく、稀に誰にでも距離感が近いという人は見かけますが、意外とあっさりとしている人が多い印象があります。
そんな中で、距離感が他の人よりも近いという人がいるのであれば、相手に対して自分の存在をアピールしたかったり、ドキドキさせたい、と心の底では思っているのかもしれません。
もっと相手と触れ合いたいと思う
六つ目に挙げられるパターンは「もっと気になる相手と触れ合いたいと思う」ということです。
気になる相手に触れたいと思う心理としては、
もっと相手と親しくなりたい
自分のことを意識してもらいたい
という気持ちがあるからではないでしょうか。
気になる人に触れたいのは、普通のことで、友情か恋愛感情かと言われると、恋愛感情もしくは恋愛感情に近い感情と言えるでしょう。
同性が好きだと確信したら…
同性に対しての感情が恋愛感情なのか、友達としての感情なのか判断することができ、その相手のことを好きと感じたら一体何をすべきなのでしょうか。
やるべきことはいくつかありますが、今回は同性と恋愛をするということにあたって大切な、
・難しい恋愛をしていることを自覚するということ
・適度な距離感を保つようにすること
・お互いの価値観を探るということ
といった上記の3つについて紹介していきます。
難しい恋愛をしていることを自覚しよう
まず、同性同士の恋愛ということで、現在の日本では同性婚が認められておらず、同性愛についてもまだ偏見があるなど、難しい恋愛をしているということを自覚しましょう。
例えお付き合いすることができたとしても、結婚をすることもできませんし、社会的保障を受けることも難しいです。
同性のパートナーとお付き合いをすることで、たくさんの壁が出てくること、もしかしたら周囲の人間と関係性が悪化してしまう可能性もあるということを頭に入れておきましょう。
同性とお付き合いすることに覚悟が完全に決まっている人はいない、と思っておいた方がよいです
適度な距離感を保つことを心がけよう
同性同士とはいっても、いきなり距離感を近づけてしまうと、相手側から警戒されてしまうか、不信に思われてしまうことがあります。
好きと自覚すると、相手に近づきたかったり、触れ合いたいと感じるかもしれませんが、まずはグッと我慢することです。
少しずつ距離感を縮めていくことで、相手との心の距離も近づいていくはずです。
同性同士の恋愛に関しては、特に焦りは禁物ということを覚えておきましょう。
まずは同性と付き合うという相手のハードルを下げていくことがとても重要になります
お互いの価値観を探る
そして何よりお互いの恋愛に関する価値観をリサーチすることは必須です。
相手がレズビアンであれば、女性同士の恋愛については問題ありませんが、相手がノンケの場合は同性同士の恋愛についてどう感じているのかを聞いておく必要があります。
もしかすると、女性のことはそういった対象で見れないという場合もありますし、反対にそういった対象で見れるという場合もあります。
今後お付き合いをしたいと考えているのであれば、恋愛に関する価値観をリサーチして、自分の価値観と合うかどうかを判断することも大切です。
まとめ
さて、気になる同性がいるけれど、好きなのか分からないといった人は、あなた自身が思い浮かべている人に対してどういった感情を抱いているのか整理はできましたか？
同性のことが気になるけれど、恋愛感情なのか友情なのか、線引きは難しいもので、なかなかどちらなのかが分からないという人も多いはずです。
今回紹介した6つのパターンで複数のパターンに心当たりがあるという人は、もしかするとその相手に対して恋愛感情を抱いているのかもしれません。
もう一度、自分自身と向き合って本当の自分の気持ちが何なのか、考えてみることをお勧めします。
まだ分からないという人も、ゆっくり接していくなかで、相手が自分にとってどんな存在なのかを考え直してみるのも良いかもしれませんよ。
